2022年 春の交通安全キャンペーン

Posted 2022年4月5日

志木まちづくり懇談会は、令和4年春の全国交通安全運動(4月6日~15日)
にあわせて,“隗(かい)より始めよ”を合い言葉に,志木ニュータウン内を走行する際に

1 制限速度30km/hを守ります

2 横断歩道付近に歩行者がいる時は一時停止します

3 自転車は歩行者ファーストで走行します

のキャンペーン第5弾を行います。

ポスターはコチラ(PDFリンク)

 

令和3年中の交通事故死者数は,全国で2,636人。昨年から203人減り,5年連続で最小人数を更新したそうです。(出典:警察庁ホームページ)

埼玉県内の交通事故死亡者も118人で昨年より3名減です。

JAFが2021年の8月に行った一時停止率の調査(信号機が設置されていない横断歩道を通過する車両で,歩行者が渡ろうとしている場面で一時停止した車の割合を調べるもの)によると,一時停止率の全国平均は30.6%で,調査開始以来,過去最高となったそうです。(出典:JAFホームページ「信号機のない横断歩道実態調査 2021」)
都道府県別では,2021年度も1位は長野県の85.2%で,ワースト1位は岡山10.3%でした。ちなみに2020年度ワースト1位だった宮城県は,2021年度に5.7%から51.4%と驚きの大躍進をしています。

埼玉県は,23.7%。残念ながら全国平均には届きませんでしたが,2020年度の12.4%から倍近くあがっています。ちなみに埼玉県の永遠のライバル?!千葉県は25.5%でした。

一時停止率の向上にむけては,ユーモアあふれる動画をつかった広報の他,各地域で様々な取り組みがあるようです。以下ネーミングが面白いもののご紹介です。

★てまえ運動
横断歩道に関する交通ルールの周知・徹底のため,2019年4月から熊本県交通安全推進連盟が中心となって実施。
信号機のない横断歩道で
(1)歩行者は、「手を前」に出してドライバーに合図
(2)車は、横断歩道の「手前」で停止
(3)ドライバーは、「手を前」に出して歩行者に合図
(熊本市HPより)

★とまる(十○)日
一般社団法人日本自動車連盟の調査結果を受け、宮城県警察が「とまる(十○)」から毎月10日を「とまる日」としたもの。
仙台市南地区交通指導隊では令和3年5月から宮城県警察と協力し、毎月10日の「とまる日」に、太白区内全域の主な信号機のない横断歩道においてドライバーや歩行者に注意を呼び掛ける交通安全活動を実施。
(仙台市HPより)

 

ニュータウン内でも横断歩道を渡ろうとした時に,以前よりもとまってくれる車が増えたように感じます。嬉しいことです。

志木市まちづくり懇談会では,これからも人にやさしい街づくりのため,自分たちで出来ることを地味にコツコツ続けます。引き続き,皆さまのご協力をお願いいたします。